大相撲: ウハウハ「稀勢の里様」グッズ大売れ、満員御礼

稀勢の里の関連グッズを販売する特設売店は人だかりが絶えない=大阪市浪速区のエディオンアリーナ大阪で、坂本太郎撮影

 ◇「売れているのは稀勢の里ばかり」と、うれしい悲鳴

 大阪市のエディオンアリーナ大阪で開かれている大相撲春場所で、新横綱・稀勢の里(30)フィーバーが続いている。19年ぶりに誕生した日本出身横綱のお披露目に加え、6日目を終えて横綱・大関陣で唯一無敗の快進撃。館内は連日の満員札止め、関連グッズの売れ行きもうなぎ登りと大盛況だ。

 三段目の力士たちが土俵に上がるお昼過ぎ。観客はまばらだが、館内で人だかりが絶えない場所がある。相撲関連グッズを販売する特設の売店だ。表紙に土俵入りする稀勢の里のイラストが描かれた「ジャポニカ学習帳」(B5判、330円)は初日から日々の在庫約650冊が連日ほぼ完売。横綱・白鵬や地元出身の大関・豪栄道らの商品もあるが、販売担当者は「売れているのは稀勢の里ばかり」と驚く。

 春場所は昨年も15日間満員御礼が続いたが、今年は新横綱効果もあり、前売り券は2月5日の発売当日に約2時間半で完売。初日の12日には約200枚の当日券を求めて250人あまりが列を作り、前日からの「徹夜組」もいた。前夜の午後8時から並んだという北九州市の男性公務員(50)は「前売り券を買えなかったが、どうしても稀勢の里の晴れ舞台を見たかった」と心境を明かした。当日券は現在も午前7時45分の販売開始から約15分で完売が続いている。

 関西大の宮本勝浩名誉教授は、稀勢の里の横綱昇進による経済効果は年間22億4856万円に及ぶと試算する。所属する田子ノ浦部屋が監修したカップ麺の売り上げが好調なほか、地方場所で過去最多が見込まれる懸賞金や関連グッズ販売の伸びなどから推計し、今後の活躍次第ではさらに膨らむとみている。【坂本太郎】

2017年03月18日 10時23分

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