ワールド碁: 本因坊文裕は3戦目でAIと対戦

健闘を誓う(左から)囲碁ソフト開発チーム代表の加藤英樹さん、中国代表のミ・イク廷さん、日本代表の本因坊文裕(井山裕太九段)、韓国代表の朴廷桓さん=大阪市北区で2017年3月20日、貝塚太一撮影

 ◇日中韓の代表棋士3人とAI代表の4者による初の囲碁世界戦

 日本、中国、韓国の代表棋士3人に、人工知能(AI)代表の囲碁ソフトを加えた4者による初の囲碁世界戦「ワールド碁チャンピオンシップ」(WGC)が21〜23日、大阪市北区の日本棋院関西総本部で開かれる。総当たりのリーグ戦。日本代表の本因坊文裕(もんゆう)(27)=井山裕太九段=が公式の場でAIと打つのは初めてで、急速な進化を遂げるAIの戦いぶりも注目される。

 WGCは日本棋院の主催。出場棋士は各国の推薦で、日本は6冠を保持する井山、中国は予選を勝ち抜いた、み※廷(み・いくてい)九段(21)、韓国は同国ランキング1位の朴廷桓(パク・ジョンファン)九段(24)。AIは日本棋院推薦の「DeepZenGo」。昨年11月の囲碁電王戦三番勝負で、二十五世本因坊治勲(60)=趙治勲九段=に1勝2敗と善戦した。

 大会に先立つ20日、大阪市内で前夜祭があり、対戦日程が決まった。井山は初戦で朴九段、2戦目に、み九段、3戦目でZenと対戦する。会見で井山は「ベストを尽くせば(優勝の)チャンスはある」、Zen開発チーム代表の加藤英樹さんは「(コンピューターなので)疲れを知らない点は有利。1局は勝ちたい」と抱負を述べた。

 対局は日本ルールで持ち時間各3時間。勝数同数の場合は24日にプレーオフがある。【新土居仁昌】

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2017年03月20日 20時47分

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