訃報: 渡瀬恒彦さん72歳=俳優 「十津川警部」で活躍

渡瀬恒彦さん=馬場理沙撮影

 「仁義なき戦い」シリーズなどの映画、「十津川警部」シリーズなどのテレビドラマで活躍した俳優の渡瀬恒彦(わたせ・つねひこ)さんが14日、多臓器不全のため東京都内の病院で亡くなった。72歳。葬儀は近親者で営む。喪主は妻い保(いほ)さん。

 兵庫県出身。兄は俳優の渡哲也さん。早稲田大中退後、会社勤務を経て、1969年東映入り。70年に映画「殺し屋人別帳」の主役でデビューし、東映やくざ映画で活躍した。

 80年「震える舌」などでキネマ旬報主演男優賞を受賞。「セーラー服と機関銃」「南極物語」など人気作にも多く出演した。渡さんとは対照的に、軽妙で人情味あふれる役どころで人気を集めた。主演した「おみやさん」「警視庁捜査一課9係」などの刑事ドラマは長寿シリーズとなった。

 73年に俳優の故大原麗子さんと結婚したが、78年に離婚。翌年再婚した。2015年に胆のうがんが見つかった後も俳優活動を続けていた。来月放送開始の「9係」新シリーズに出演予定だったが、先月半ば、左肺に気胸を発症したため、入院し治療していたという。

2017年03月16日 10時23分

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